オモロカッタ!感動した! |
彼が苦悩した自伝的小説なんだけど、とまらない面白さ、文章表現が素直で、ワタシのココロにまんま入り込んでくる。まるで千原ジュニアになって読んだ。一気に夢中で読んで、、涙が何度もあふれて困った。久々泣きましてん。お笑いってのは自分の苦悩をネタにして人を笑わせるのか!スゲーぞ!やっぱお笑い人はステキだわ!!って思った。。
ワタシもかつて高校生の頃、お笑いの世界に行きたい!って思ったこともあった。家は父が怖くて幼いことからずっと家出しか考えてなかった。ずっと耐えてた辛い時代だった。それが父の愛情だったってことが随分あとでわかったんだけど。。それでも高校時代は人を笑わせるのが楽しかった。それが唯一の生き甲斐だったのかも。。トシは違っても常識に逆らいオリジナルで生きる超マイナー人なジュニア氏とどこか通じるもんを感じた。
内容は彼が世間の常識につぶされそうになり、なんとか自分を貫いた学生時代の辛い戦いの自伝。以下は背表紙より。
だけどこのままじゃ僕はつぶされてしまう。
大きな悲しみに小さな僕はつぶされてしまう。
飲み込まれてしまう。ボケッ。
僕は僕を守るんだ。
悲しい色に塗り替えられてしまう前に。
僕の心は僕が色を塗るんだ。
今の若者の悩みもなんとなく理解できたよーな。
苦悩して好きな道に辿り着いた彼。前からコイツタダもんじゃないな!って見てたんだけど、、やっぱこんな苦悩の時期があったんかぃ!ってさらに彼に魅力を感じた。